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Mathematica ノートブックをWebアプリケーションに変換する方法を教えてください.

ここでは,Mathematica ノートブックを簡単な4ステップでwebMathematica サーバ上で起動するインタラクティブなWebアプリケーションに変換する方法を示します.もちろん,webMathematica を使うとWebアプリケーションをJavaScript,アプレット,PHPのようなテクノロジーでより高度なものにすることもできますが,基礎的なWebアプリケーションには以下のステップだけで十分です.

ここで使うノートブックは,カオス動作を示す簡単な電気回路を解析する電気工学の例です.


手順

  1. まず,Mathematica コマンドの「特別な形式で保存...」を使って,ノートブックをcircuit.mspというHTMLファイルとしてエキスポートします.

  2. 次にコードを抽出し,Mathematica パッケージ形式として保存します.

  3. <Mathlet>タグをHTMLファイルに加えます.これでステップ2で作成したMathematica パッケージ形式のファイルをロードすること,およびユーザインターフェースを提供することが可能になります.

    [*--mspに自己呼出しを指示する--]

    <FORM ACTION="circuit" METHOD="POST">

    [*--ステップ2で作成したパッケージファイルのcircuit.mをロードする--]

    <%Mathlet Get["circuit`"]; %>

    [*--ユーザへの指示を加える--]

    <p>Enter an input voltage and hit return</p>

    [*--標準の入力フィールドを作成し,デフォルト値を挿入する--]

    <INPUT TYPE="TEXT" NAME="voltage" ALIGN="LEFT" SIZE="3" VALUE ="<%Mathlet MSPValue[$$voltage, ".5"] %>"> V

    [*--circuit.mで定義されたプロット関数のParametricを呼び出し,入力電圧を渡す--]

    [*--MSPBlockとMSPShowというMSPの関数がそれぞれ入力処理とグラフィックスの表示を実行する--]

    <p><%Mathlet MSPBlock[{$$voltage}, MSPShow[Parametric[$$voltage]]] %></p>

    [*--HTML Formタグを閉じる--]

    </FORM>

  4. 最後に,ファイルをwebMathematica サーバ上に保存したら,Webアプリケーション「カオス発生回路」は完成です.これをもう少し複雑にしたもご覧ください.